羽曳野市の犬猫小動物クリニック。グランママ動物病院です。

個人的なお知らせで恐縮なのですが、

グランママに住んでいる猫ちゃん、タロウ君が2019年6月10日で21歳になりました！！！

おめでたいですね！

少しタロウ君のお話させてください！

かつてグランママの前に捨てられていた猫ちゃん、タロウ君はひとりで生きていくことができないほどまだ子猫でした。里親を探しましたがなかなか見つからず、グランママで飼うことにしました。

タロウ君は異食癖（ビニールや輪ゴム食べるんですよ…）があり、大変苦労しました…。21歳になっても食べます…（異食って21歳でもするんだ…と実感）。

そんなタロウ君は若い頃、献血に協力してもらいたくさんの猫ちゃんを救ってくれました。

本当に感謝しています。

16歳のころに慢性腎不全が発覚し、そこから2-3か月毎の血液検査や、治療として内服や週2回の点滴が始まりました。さらについ2週間前に膵炎を患い治療をしていましたが、現状とても元気で食欲が回復しほっとしています。

タロウ君からしたら、血液検査や治療は我慢の連続で「これで本当に幸せなのか」と私自身悩む時期もありましたが、いま幸せそうにごはんを食べ、スタッフに「撫でて！」と催促する様子を見てこれでよかったのかなと胸を撫で下ろしています。

私自身いつも大切にしていることは「その子にとって何が幸せなのだろうか」ということです。ご家族様によっても違うし、その子の性格によっても変わります。「何が幸せか」をしっかり相談して治療をすすめていきたいと考えています。

タロウ君21歳のお誕生日おめでとう！

最後のその時まで美味しくごはんを食べて、「撫でて！」と言えるように治療頑張ろうね！